漁の風景

第88哲丸
五島灘を航行中の哲丸船団
第18哲丸の甲板に並んで網を手繰る海の男たち。
もっとも心躍る瞬間だ。まき網漁は機動性のある漁船で魚群を取り巻いて漁獲する。
網の巻き上げが終わると、魚を魚槽に入れるため、網船の哲丸から運搬船の俊丸に男たちが次々と乗り移ってくる。
いかに魚を傷つけずに魚槽に移すか。
技術と腕の見せ所だ。
魚の水揚げ作業は時間との勝負だ。慌ただしい一時が過ぎると男たちは再び哲丸に戻って行った。
魚槽は海と同じ環境がベスト。水温、酸素、魚の密度、水流など神経を集中する。アジが気持ちよさそうに泳いでいる。

アジにまったく手を触れることなく海上生け簀に放流する。
見事なほどに魚の習性を利用した技術だ。

新三重漁協活魚センター。ここでなら確実にごんあじの活魚を手に入れることができる。

新三重漁協活魚センター 電話:095-850-1587

情熱的にごんあじを語る柏木相談役。
ごんあじへの思いは誰にも負けない。

哲丸船団にて・・・柏木俊彦社長(新三重港)

哲丸船団をバックにごんあじ名付け親、柏木哲会長(新三重港)